「体の負担になる毎日の生活習慣が、積もり積もって引き起こす病気」・・・それが生活習慣病です。

生活習慣病は様々な症状と疾患を差す総称です。
具体的には高脂血症、糖尿病、高血圧はもちろんのこと、悪性腫瘍、脳卒中、肝臓病、腎臓病、骨粗しょう症なども生活習慣病に入ります。最近よく耳にするメタボリックシンドローム(内臓脂肪型肥満)も生活習慣病の一つです。

特に高脂血症、糖尿病、高血圧の3つの症状はサイレントキラー(沈黙の殺人者)とも呼ばれ、自覚症状がでにくいことが特徴です。そのため放置される場合が多く、動脈硬化や心疾患を引き起こす大きな要因となっています。
 

「成人病」との違いは?

生活習慣病は数年前まで「成人病」と呼ばれていました。
これは中高年以上の大人がよく患う病気として認識されていたためですが、最近は大人だけでなく子供にも同様の症状が見られるようになったため、「生活習慣病」と呼ばれるようになりました。

毎日の生活習慣は子供の頃からの積み重ねでもあります。中高年層だけでなく、人生の全ての時点において、健康管理を行うことはとても大切なのです。

太っている人は生活習慣病にかかりやすい?!

大柄である=太っている、ということにはなりません。まずはその方の肥満度がどのくらいであるのか、きちんと測定することが大切です。
一般的には肥満判定を行う体格指数【BMI値=体重(kg)÷身長(m)の2乗】を基準に考えますが、この数値が「25」以上で肥満傾向、「30」以上で肥満と診断されます。
>> 診断してみましょう!→ BMIチェックツールはこちら! <<

同じ肥満でもタイプがあり、主に内臓に脂肪が蓄積する「内蔵脂肪型肥満」と腰やお尻周りに脂肪が貯まる「皮下脂肪型肥満」があります。
このうち生活習慣病の原因になりやすいのが「内臓脂肪型肥満」で、高脂血症や糖尿病・高血圧に罹りやすい傾向にあるというデータがあります。その点で、肥満傾向にある方が生活習慣病に罹りやすいといえるでしょう。

生活習慣病の初期症状は?

生活習慣病の多くの初期症状は、「自覚症状がない」と言われるほど見逃しがちなものばかりです。例えば高脂血症では「まぶたの黄色・ふくらみ」、「足首が太くなる」、
糖尿病では「のどが渇く」、「頻尿」、「手足のしびれ」、
高血圧では「頭痛」、「めまい」、「耳鳴り」、などがありますが、いずれも軽いものなので毎日の生活では見過ごしてしまうことが多いようです。

すっきりしない日が続くな、と感じる時は、早めに診察を受ける習慣を持ちましょう。